検死をするのが憂鬱になるのは腐乱死体ではなく子どもの死体だ。まだ息子は死んでない治療してくれと泣き叫ぶ母親。天涯孤独になった子どもの前で涙を流す刑事･･･。本書は、監察医として2万体の死体を見た著者が...続き

日本を飛び出して、見るものすべてが面白いアメリカの姿と、飛び出したことによって理解できた、日本となんにも変わらないアメリカの姿。「みたいなあ？」「って感じぃ？」を連発するアメリカン・コギャル、銃が持て...続き

寄生虫博士・藤田紘一郎氏による初めての紀行体験エッセイ。インドネシアの熱帯雨林で、ネパールで、フィリピンで、糞尿にまみれながら綴った渾身の書き下ろし。“プーラン・プーラン”とはインドネシア語で“ゆっく...続き

人ごみで大声で話す、道をふさぐ、挨拶もできない･･･「傍若無人」どもに“気くばり”はもう効かぬ！　そんな社会を生んだ土壌をふまえ、21世紀、豊かな心を取り戻すための解決策を示唆する渾身の書き下ろし。...続き

オンナの幸せはどう掴む!?　ヤセ我慢して、背伸びして、明日の自分をあきらめない･･･口マメ手マメの小俣雅子から自分発の表現法を盗む！　いろいろなところにぶつかったり、凹んだりしながらも、頑張っている女...続き

宮澤喜一を父に持ち、外資系のスチュワーデス、化粧品会社の広報などの職を経て、アメリカの外交官と結婚した著者の、国際的でありながら気取らない、スカッと生きる女学。楽しく読みながら、国際マナーもわかります...続き

半年間の船医としての体験をもとに書いた『どくとるマンボウ航海記』が独自の視点とユーモアで大ベストセラーになった。本書は、その『どくとるマンボウ航海記』以来30年ぶりで著者が訪れた再訪の地・ポルトガルで...続き

「人生の半ばを過ぎたというのに、未だに僕は全力疾走をしている──」高校生でデビューして以来、現在まで、作詞家としてはもちろんのこと、ヒット番組の企画、映画監督など、様々な方面で活躍し、常に時代の先端を...続き

愛するたったひとりの男にどこまでも心を捧げる与謝野晶子、姪との近親相姦愛を、自らの小説まで昇華させた島崎藤村、死を目的とする恋愛を決心した有島武郎…。数々の傑作をのこした文豪たち。その珠玉の作品に秘め...続き

きっとどこかに本当のわたしが…。精神科医の香山リカが、新しい恋・愛・性格・居場所・将来・わたしについて、自らの失恋や悩みを綴りながら、どうすれば本当の居場所を見つけられるかをともに考えた著者にとって初...続き