吉本隆明の下町の愉しみ日々を味わう贅沢
吉本隆明
ISBN13桁 | 978-4-413-04372-4 |
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ISBN10桁 | 4-413-04372-3 |
Cコード | C0295 |
判型 | 新書判 |
ページ数 | 176ページ |
定価 | 933円(本体:848円) |
出版年月日 | 2012年9月15日 |
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素顔の吉本隆明を切り取った珠玉のエッセイ集! ・精養軒のビア・ガーデンから眺める夏の夜の不忍池・妻と小さき娘を連れて訪れた居酒屋・餅つきで一年がはじまる新佃島の長屋生活・浅草観音のおみくじの「兇(きょう)」におもう・幼児のときから通った下町の銭湯の今昔・晴れた空に「春の匂い」を感じる午後──下町のささやかながら印象的な情景と思索の日々。
著者紹介
吉本隆明(よしもとたかあき)
1924年東京生まれ。詩人、思想家、評論家。東京工業大学工学部を卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動を続ける。日本の戦後思想に大きな影響を与え、文学や芸術だけでなく、政治、経済、宗教からサブカルチャーに至るまで、あらゆる事象を扱う「知」の巨人である。2012年2月逝去。享年87歳。