監察医は見た男と女の悲しい死体
上野正彦
ISBN13桁 | 978-4-413-03435-7 |
---|---|
ISBN10桁 | 4-413-03435-X |
Cコード | C0095 |
判型 | 4-6判ハードカバー |
ページ数 | 202ページ |
定価 | 1430円(本体:1300円) |
出版年月日 | 2003年11月10日 |
セックスをしたまま心中した男女、ダイナマイトを抱えて自ら尊い命を絶ったカップル、奥さんの衣装を着たままオナニー中に心臓発作で亡くなった夫、経営する下宿の学生と、ある夜三回目のセックスの最中に腹上死した老女…。本書は2万体の死体を見続けた監察医が、男女の“性”の事件について初めて綴ったエッセイとなる。読み進むうち、好奇心を越え、やがて生きることの尊さ、偉大さが身にしみてくる一冊である。
著者紹介
上野正彦(うえのまさひこ)
1929年茨城県生まれ。東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。元東京都監察医務院長。1989年退官後は、法医学評論家としてマスコミで活躍。退官後に出版した『死体は語る』は大ベストセラーになった。