いちから始めたこだわりの家づくり1095日間の奮闘記
矢島裕紀彦
ISBN13桁 | 978-4-413-03281-0 |
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ISBN10桁 | 4-413-03281-0 |
Cコード | C0095 |
判型 | 4-6判ソフトカバー |
ページ数 | 224ページ |
定価 | 1210円(本体:1100円) |
出版年月日 | 2001年8月10日 |
土地を買うこと、家を建てること、細かく設計していくこと・・・・・・。一生に一度の大きな買い物は、予想もしないことが次々に起こってくる。これは、長野の山地に、斜面の土地を買い、そこから建築家にお願いして自分なりの家を手に入れたお話である。誰もが憧れる、家の主になるということは、どういうことなのか、どんな苦労とハプニングが待っているのか。そして、家づくりとは、家族を見直すことである。それをもう一度考えてみる一冊である。
はじめに第一章 斜面の土地を買ってしまった 豊かな自然の中で暮らそう 本格的な「山暮らし」の根性はないけれど 妙ちきりん(?)な土地を買ってしまう第二章 建築家に会いにいく 建築家?依頼費用?どうなるんだ? 人気建築家がつくってくれるのか? 心理攻防戦がはじまる第三章 夫のわがまま、妻の言い分 斜面の土地に建築家もあぜんとする プロの図面が送られてきた やってみたいことはすべてぶつける 工務店の迷惑な売り込み第四章 理想と現実がいったりきたり わが家の模型 我慢して住んだってしょうがない 身の丈に合った家 いい加減につくるのも大切第五章 「お金を貸して下さい」 見積もり金額に真っ青になる ウォシュレットだけはゆずれない いざ銀行へ 「融資できません」第六章 職人の技VS建築家の創意 救いの銀行が現れる 地鎮祭の夜に 建築工事がはじまった ほんとは高いところは得意じゃない第七章 それでも家は建てられた 完成直前トラブルつづき ちょっとでも疑問に思ったら、問いつめる 大工さん、ドアノブこわした? ガラスもひびが入っているけど? 小雪舞う中、引っ越し作業第八章 完成しても、家づくりは終わらない キツツキが屋根をたたいてる!! ライフラインの危機 佐久の森、ときどきパリ「山の家」奮戦をふりかえって 建築家 佐々木正明
著者紹介
矢島裕紀彦(やじまゆきひこ)
1957年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。歴史上の人物や、スポーツアスリートなど、人間にスポットをあてたルポルタージュには大変定評があり、支持を得ている。