人は死んだらどこに行くのか世界の宗教の死生観
島田裕巳
ISBN13桁 | 978-4-413-04506-3 |
---|---|
ISBN10桁 | 4-413-04506-8 |
Cコード | C0295 |
判型 | 新書判 |
ページ数 | 192ページ |
定価 | 913円(本体:830円) |
出版年月日 | 2017年2月1日 |
世界中で宗教が衰えつつある現代だが、誰も逃れることのできない「死」については、私たちはまだ宗教の力を必要としている。仏教、神道、キリスト教、イスラム教など世界の宗教はその誕生から死をどのように説明し、そして現代の私たちにどのような救いを与えてくれるのか。原罪が重要な意味をもっているキリスト教。来世を現世に続くものとしてとらえているイスラム教。自らの生にすら執着しないことを解く仏教──。各宗教の死生観を知ることで、現代社会の根本原理とその病理が見えてくる。
著者紹介
島田裕巳(しまだひろみ)
1953年東京生まれ。元日本女子大学教授、東京女子大学非常勤講師。専門は宗教学。東京大学文学部卒、同大学院博士課程修了。主な著書に『葬式は、要らない』『もう親を捨てるしかない』(幻冬舎新書)、『日本人の死生観と葬儀』(海竜社)、『葬式に迷う日本人(対談)』(三五館)など多数。