新島八重の維新
安藤優一郎
ISBN13桁 | 978-4-413-04360-1 |
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ISBN10桁 | 4-413-04360-X |
Cコード | C0221 |
判型 | 新書判 |
ページ数 | 224ページ |
定価 | 859円(本体:781円) |
出版年月日 | 2012年6月15日 |
幕末戊辰戦争新政府軍に対し、鶴ケ城から最新のスペンサー銃を持って戦った女性がいた。後に同志社大学創設者新島襄の妻となる「山本八重」である。維新後、封建的風潮の残る中、男女平等を望む八重の生き様は世間から「悪妻」と罵られるが、夫襄は「ハンサム・ウーマン」と称した。日清・日露戦争時には篤志看護婦として従軍する。八十六年の八重の生涯通じ、歴史の敗者になった者たちの視点から新たな幕末・明治像を描く。
著者紹介
安藤優一郎(あんどうゆういちろう)
1965年、千葉県生まれ。歴史家。文学博士。江戸をテーマとする執筆・講演活動を展開。JR東日本・大人の休日倶楽部「趣味の会」、東京理科大学生涯学習センター、NHK文化センターの講師を務める。