「販促会議」 2013.4月号 3.1売 「著者インタビュー」
殿村美樹 著『売れないものを売るズラしの手法』【一度売れた商品なら売る環境を少し変えるだけで必ず復活する】
著者の言葉のみで構成されたインタビュ―形式。著者があげる例がまた秀逸です。
健康志向の消費者相手ではもはや大きく売れなくなった発芽玄米を、受験生の親をターゲットにしてたちまち再ヒットさせた例。
あるいは、こだわりのあまり500円という高値になってしまい、地場の岡山では売り先がなく途方に暮れていた「トマトが丸ごと入った巨大ゼリー」。これを一足飛びに東京の高級スーパーに卸し、ダイエット志向の女に性向けた割安でヘルシーな「ランチ」として人気商品にした例…。
うーん、なるほど。なんだかやれそうな気がしてきますね!
*著者近影、書影付き紹介。書影の添え書きには
「商品の原型を変えることなく、お金をかけずに新しい販路を見つけて復活させる方法とは? 「ひこにゃん」「うどん県」などヒットを生み出してきたPRプロデューサーが、商品を取り巻く「人」「場所」「時」をズラし、時代の必需品にするためのノウハウを明かす」。