人が働くのはお金のためか

人が働くのはお金のためか

浜矩子(著)

ISBN13桁978-4-413-04652-7
ISBN10桁4-413-04652-8
CコードC0230
判型4-6判ソフトカバー
ページ数256ページ
定価1210円(本体:1100円)
出版年月日2023年2月1日

内容紹介

グローバル化の進展とともに富の偏在は進み、「21世紀の資本」は凄まじい規模と速度で国境を越え、暴利をむさぼる。
富裕層の不労所得が増大と集中をする一方で、経済格差は広がり、「使い捨て型」雇用は増え、働く人々に貧困が忍び寄る。

経済活動は人間の営みである。人間の営みである以上、経済活動は人間を幸せにできなければいけない。
多少なりとも人間を不幸にするようであれば、その営みは経済活動ではない。
一見、経済活動であるかに見えても、人間を不幸にし、人権を侵害するようであれば、その活動は経済活動ではない。

21世紀の労働者たちの窮状、「働き方改革」の正体、労働観の歴史的変遷、偉大な思想家たちの労働に対する考え方……etc.
マクロ経済学・国際経済学・国際金融が専門の著者が、そもそも「人はなぜ働くのか」、探求の旅に出る。
今、その時が来た――。

<目次>
序章 ―――「21世紀の労働」に目を向けるわけ
第1章―――湧き上がる「人はなぜ働くのか」論
第2章―――2つの「人はなぜ働くのか」論を比べてみれば
第3章―――日本の21世紀の労働者たちが当面している状況
第4章―――かつて人々はどう働いていたのか
終章 ―――「21世紀の労働」を呪縛から解き放つために

著者紹介

オンライン書店からご購入いただけます
  • amazon
  • 楽天ブックス
  • 7ネットショッピング
  • e-hon
  • 紀伊國屋書店ウェブストア
  • HonyaClub
  • ヨドバシドットコム

書店にない場合は、直販をご利用ください。

直販在庫あり