
自分をどう愛するか<新装版><生活編>幸せの求め方
遠藤周作
ISBN13桁 | 978-4-413-29820-9 |
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ISBN10桁 | 4-413-29820-9 |
Cコード | C0195 |
判型 | 文庫判 |
ページ数 | 224ページ |
定価 | 900円(本体:818円) |
出版年月日 | 2023年1月11日 |
【生きるのが少しだけラクになる 遠藤周作 心のメッセージ】
☆☆☆ 生誕100年記念 文庫新装版 ☆☆☆
誰もが幸せになりたいと願う。 しかし、世の中には強い人間と、おそらくは大多数の弱い人間がいる。 強い人間像がのぞまれるこの社会の中で、そういう多くの弱い人間が自分の幸せをどう見つけて生きていくか。 本書は、著者独特の軽妙なユーモアと豊かなエスプリをほどよく織り交ぜながら、ソフトな語り口で現代人の心の悩みをとらえ、本当の自分の愛し方について考える。 「自分も弱くてダメな人間だった」と語る著者には、道徳的な押しつけはみじんも感じられない。 他人と自分、社会と自分との関わりに苦しむ人にとって、かけがえのない書となるだろう。
(本文より)
「努力と精進を重ねて学ぶという姿勢を、ぼくは否定するつもりはない。そういう人は自分なりの人生観をもってやっているんだから。だけど、大半の人たちは、自分の意志の弱さを嘆いている弱者です。そういう人間が、強者と伍して生きていく知恵、方法だってあるんだということを知ってもらいたい」
☆☆☆ 生誕100年記念 文庫新装版 ☆☆☆
誰もが幸せになりたいと願う。 しかし、世の中には強い人間と、おそらくは大多数の弱い人間がいる。 強い人間像がのぞまれるこの社会の中で、そういう多くの弱い人間が自分の幸せをどう見つけて生きていくか。 本書は、著者独特の軽妙なユーモアと豊かなエスプリをほどよく織り交ぜながら、ソフトな語り口で現代人の心の悩みをとらえ、本当の自分の愛し方について考える。 「自分も弱くてダメな人間だった」と語る著者には、道徳的な押しつけはみじんも感じられない。 他人と自分、社会と自分との関わりに苦しむ人にとって、かけがえのない書となるだろう。
(本文より)
「努力と精進を重ねて学ぶという姿勢を、ぼくは否定するつもりはない。そういう人は自分なりの人生観をもってやっているんだから。だけど、大半の人たちは、自分の意志の弱さを嘆いている弱者です。そういう人間が、強者と伍して生きていく知恵、方法だってあるんだということを知ってもらいたい」
著者紹介
遠藤周作(えんどうしゅうさく)
作家。1923年東京生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。フランス留学を経て、1955年『白い人』で第33回芥川賞受賞。1958年『海と毒薬』で新潮社文学賞・毎日出版文化賞受賞。1966年『沈黙』で谷崎潤一郎賞、1980年『侍』で野間文芸賞、1994年『深い河』で毎日芸術賞を受賞。1995年文化勲章を受章。1996年、73歳で永眠。
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