終活ブームの中、これまでのしきたりと時代のズレが表面化してきている。これまでの10分の１の値段でできる葬儀や戒名、お墓といった新しい形が人気を集め、急速な地殻変動が起きている。とはいえ旧来のしきたりを...続き

夫、妻、親、子、恋人――大切な人を失い、悲しみや孤独に苦しむ人が増えている。仏教は、「誰でも、死者とあの世で再会できる。だから悲しむよりも”今・ここ”を一所懸命に生きなさいと説く。感傷ではなく確かな信...続き

「人生100年」は、本当にいいことか？－－ＱＯＬより延命治療を選ばざるを得ない医療の現実。「治るはず」と、現実を受け入れられない患者と家族。経験を若い世代に伝えず、権利の主張ばかり覚えたシニア世代。誇...続き

団塊の世代が70歳まであと3年、「終活」が定着しつつある。 お墓、葬式、遺言、相続などの法律や費用面をガイドした情報はすでにあるが、欠けているのは思想面、考え方の面である。巷にある「周囲に迷惑をかけ...続き

年を重ねてようやく許される生き方がある。義務は十分果たした、これからは自由に生きたいーーしかしどうすればいいのか？会社や家族の手前、抑えつけてきた自分を開放し、迷惑はかけず、しかしたまに尊敬もされる「...続き

「善人になるな。卑屈になるな。釈迦もキリストも、本当の人格者はちゃんと怒って生きてきた」--ストレスがたまらない身の処し方を、仏教のエッセンスを交えて説く、ひろ流・タブーなき処世のヒント。...続き

だらしない政治や、問題の多い社会を嘆いても、自分を殺して仕事をしても、もはやいい人生が待っているとは言えない時代。歳を重ねるほど、空気を読んだり、気を使ったりと「世間」と折り合いをつけることばかり身に...続き

定年になった途端、年賀状が半分以下になったり、妻に先立たれた途端に、近所に知り合いがいないことに気づいたりと、人知れず孤独感を抱く人は多い。他にも、熟年離婚、病気、親の介護、老後の資金、子の晩婚化やニ...続き

「遺言書の書き方、葬式のしかた等は、世間という『牢獄』で死ぬヒントにすぎない。牢獄から出て笑って死ぬヒントとは別物です」――仏教思想をもとに、「いかに生きるか」をタブーを排して縦横無尽に考えた労作。...続き

政権交代はしたものの、景気は上向かず、難問も山積…停滞する世の中で、「正社員斬り」「ボーナスカット」が横行している。年金、少子高齢化、就職難、格差の固定化など難問は山積し、今のところ光はさしていない。...続き