「今はどこも人材不足」「転職で給料が上がる」は本当か？
人材紹介のプロが教える転職市場の裏側 かつてのように1つの企業で働き続けるのが当たり前という時代は終わり、転職をして自由にキャリア形成を行う人が増えている現代。さらに今、転職市場は「売り手市場」ともいわれ、テレビやネット上では求人サイトや転職フェアの広告であふれています。しかし、こういった広告のイメージで、「転職をすると給料も上がってキャリアアップにもつながる」と軽く捉えると失敗してしまう、とこれまで多くの転職希望者をサポートしてきた人材紹介会社社長・郡山氏は警鐘を鳴らします。
新卒での就職活動と異なり、転職では各個人がある程度キャリア形成がされてしまっているため、個人差も大きく“必勝テク”のようなものがないのです。さらに、20～30代は“伸びしろ”、30代後半からは“即戦力”と、年代によっても企業から求められるポイントは異なります。
本書は、人材紹介のプロならではの視点から、こういった企業側の本音や知られざる転職市場の裏側についても解説した1冊。「求人サイトには3社以上登録してはいけない」など、多くの人がやってしまいがちな転職活動での行動を正した実践ノウハウの数々は、これから転職活動をスタートさせたいと考えている人にとって不可欠な情報となるはずです。
【著者プロフィール】
郡山史郎（こおりやま・しろう）
1935年生まれ。株式会社CEAFOM代表取締役社長。一橋大学経済学部卒業後、伊藤忠商事を経て、1959年ソニー入社。73年米国のシンガー社に転職後、81年ソニーに再入社、85年取締役、90年常務取締役、95年ソニーPCL社長、2000年同社会長、02年ソニー顧問を歴任。04年、プロ経営幹部の紹介をおこなう株式会社CEAFOMを設立し、代表取締役に就任。人材紹介のプロとして、これまでに3000人以上の転職・再就職をサポートしている。
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