1953年北海道生まれ。弁護士（専門はライセンス契約、国際契約、ダンピング、企業法務）。早大法学部卒業後、大手商社2社の内定を辞退しNKK（日本鋼管。現JFE）に入社（海外留学の競争率が低かったから）。当時東京からもっとも遠かった福山製鉄所をあえて志望し、希望通り原料課にて企業法務にたずさわる。80年（27歳）、留学希望者のほとんどが米国をめざすなか、EC市場の拡大と将来の大学教授への可能性を考え、ライバルの少ない「ロンドン」に目をつけ、ロンドンメトロポリタン大学（当時の名称はシティーオブロンドン大学）法学部修士課程に留学、英国ビジネス法修士（MA in BUSINESS LAW）を得る。帰国後、あらゆる企業法務の問題を経験しながら、法律書の出版、雑誌への投稿を戦略的にすすめる。85年（32歳）、NKKに在籍のまま、カナダBC（ブリテイシュ・コロンビア）州の日本代表事務所初代商務官に採用され、NKK在籍のまま自主的に出向する。90年（37歳）、NKK在籍のまま、自分とNKKの共同出資でコンサルティング会社を設立、社長となる。95年（42歳）、NKKを退職、大学教授となり、その後英国クランフィールド経営大学院（MBA）の客員教授を兼務となる。2000年（47歳）、日本において弁護士登録。イスラエル政府在日大使館経済部顧問、韓国政府情報産業省顧問となる。現在は弁護士として、「6割外資系、4割国内企業」の比率で日米欧にまたがり活躍中。